生まれたときから家業は農業。小学生の頃から、種まきから始まり田植え、農薬散布、稲刈りと手伝いはひと通りしてきたけれど、『家業を継ぐ』ということを真剣に考えたのは４０歳を過ぎてからでした。
国の施策で整備された大きくて四角い水田。その大きな圃場で耕作するのに購入した大型機械。収量を上げるために必要な肥料や農薬。ほとんどの農家が、農地を守るために先行投資し、その返済に追われているのが現状です。

日本という国の、主食である『米』をどうするかを、政治家が決めるのではなく、自分が丹精込めて育てた、生産物の『米』をどうするかを自分で決める。
弊社『株式会社　水稲屋』は、水稲栽培を生苗から精米まで自社で行い、消費者に直接お届けし、安心して食していただくことを考え、立ち上げました。
博多弁で「好いとうや」は「好きですか」の意味です。末永く、弊社を好きでいただけるように、精進してまいります。

株式会社水稲屋 代表　松尾 幸主